今まで転機を聞けなかったのは120人中2人。

1人目は8才の従姉妹。

話せる空気を感じた人だけに聞いていたら

小さい子に聞かないまま2年が過ぎた。

試しに8才の従姉妹に聞いてみました。

「ねえ、転機ってある？」

「テンキってなあに？」

「えーっとね、今まで過ごしてきて、これがきっかけで

大きく変わったなあとかこれは自分にとって

大きかったっていうことはある？」
「……。」

なかなかむつかしいよね、とトランプを取り出したとき
「ななちゃん。前に見た夢、ずっと覚えてる。

色のない線路を電車が通ってて

絵本的なちょうちょがパタパタ倒れてくの。」

夢を話すのね！

最初は転機を聞けなかったと思いました。

でも、もし夢が従姉妹の在り方に関わるなら

「転機」と呼べるかも。

夜見る夢と、将来描く夢が重なることもあるように

地続きで捉えられるのかも。

明日はもう1人の聞けなかった人について書きます。